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ぶきっちょママのぼのぼのな暮らし

ぶきっちょママのぼのぼのな暮らし

離乳準備食





母乳は飲んでいくうちに色、味が変わる

ママから出ているおっぱいの中身はどんなでしょうか。
いつも同じような、一定の濃度で出ているものなのでしょうか。

搾乳をしていくと、ママのおっぱいの感じがだんだん変わっていくのがわかるでしょう。
絞り始めは、たんぱく質の少ない、乳糖が主成分のさらっとした薄く透明な前乳
さらに絞っていくと、徐々に一定の蛋白濃度となり乳糖の濃度が下がる白色な中乳
搾乳の終わりごろになると、脂肪濃度が増し、最後にいちばん濃い脂肪を含む、トロッとした粘りっこいおっぱい、後乳


母乳が離乳の準備食

直接ママからおっぱいを飲むということは、この味の変化を赤ちゃんがいつも味わっているということです。

初めは酸味のあるさっぱり味で、おっぱいを飲む意欲ををそそります。
そして、だんだんに甘みが薄れ、たんぱく質中心の主食のような味に変わります。
そして、だんだんにこってりなおっぱい、そして脂肪の多いおっぱいを飲んで満腹感に満たされます。

飲みすぎにならないような仕組みがちゃんと施されているんですね。

『おっぱいはフルコース』といわれます。

こんな理由からなのでしょうね。

瓶哺乳やミルク哺乳と直接母乳には、とても大きな違いがあるんですね。


離乳準備食はいらない

母乳で育つ赤ちゃんは、味覚がよく発達して、ママの食べる好みも良くわかっていきます。

離乳食はどんな味付けにしようかしら?と悩んでしまうことが多くあると思いますが、このあたりがいいヒントになると思いませんか。

「子供の味覚がこんなふうに育っていく」ということを無視して、
「離乳食は、薄味でなければいけない、こんなふうでなければならない」
なんていう指導がありますが、本来の離乳食は画一的なものではないんですね。



母乳育児では、噛む力が育てられる

沖縄では『おっぱいを飲む』ではなく『おっぱいを食べる』というそうです。
哺乳瓶で飲む時と母乳を飲む時のあごの使い方は、全く違います。
普通にみていても、この違いが分かるくらいです。口の感じや吸うパースが全然違います。

つまり、母乳で育つ赤ちゃんは、自然に噛む能力を養っているということです。

そういう理由から、母乳で育つ赤ちゃんは、どろどろの食事から始める必要がないんです。


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